グリ-ン石油製品(合成燃料)の開発

グリ-ン石油製品(合成燃料)の開発

CO2と水素で合成燃料を製造する技術です

2012年6月1日、IHテクノロジ-では、愛媛大学の協力を仰ぎながら、合成燃料の製造技術の開発を開始しました。CO2排出量を製造工程で相殺することができるため、製品ライフサイクル全体においてカ-ボンニュ-トラル化に貢献することが可能となり、地球環境問題の克服と我が国の世界への貢献が可能となります。

グリ-ン石油製品(合成燃料)とは

原油由来の石油製品(LPG、ガソリン、ジェット燃料、軽油など)の代替として、CO2および水素を原料とした合成燃料として注目されています。合成燃料は既存の石油製品に非常に近い成分で構成されているため、製油所設備、燃料の流通インフラおよび自動車や航空機等について全て既存のものをそのまま使用できる大利点があります。

グリ-ン水素の製造方法

風力発電、太陽光発電、地熱発電及び水力発電などの再生可能エネルギーを使い、水を電気分解して水素を製造します。また、課題はあるが再稼働した原子力発電で水を電気分解して水素を製造します。化石燃料を水蒸気改質など分解して水素を製造し、発生したCO2は分離・回収・貯留します。

CO2の回収方法

産業排ガスや大気からCO2を分離回収する方法として、化学吸収、物理吸着、膜分離など、いくつかの分離技術があります。現在、吸収液や吸着材にCO2を吸収・吸着させ、その後加熱や減圧などの操作で吸収液や吸着材からCO2を分離・回収する方法が注目されています。

IHテクノロジーの技術

IHテクノロジ-はCO2と水素の特殊改質とFT反応(フィッシャー・トロプシュ)を複合した装置で、合成燃料を製造する小規模技術はほぼ確立しており、現在、大規模の完成に邁進しています。